新・動物実験を考える
この本は、偶然、書店で購入しました。
本屋ではチェックするだけで、家に帰ってきてネットで注文することが多いのですが、
この本はすぐに読まないといけない気がして、買ってしまいました。
読み始めると、息が詰まるような事実が書いてありました。
保健所から大学等への犬猫の「払い下げ」。殺処分も十分辛いのに実験動物にされるとは。
飼いならされて健康で人になついている動物ほど実験動物として利用されると読んで、
やりきれない気持ちになりました。
捨てる人はまさか実験動物に「使い回し」されるとは思わなかったでしょう。
著者も含めた動物実験反対を主張する人たちの働きかけで東京都は1992年に「払い下げ」全廃、
全国でも2006年にはゼロになるということです。
科学の発展のため、安全性の試験のため、と命を落としてきた実験動物がいたことを、
もっと意識しなければならないと思いました。
この本は非常に強い書き方で動物実験の無意味さを説いています。
動物実験が良いとは決して思いませんが、人のために動物を殺してはならないということを突き詰めれば、
食肉用の牛も豚も鳥も殺生であるという極論になってしまいそうです。
そこまで強く言えませんが、1つだけ思ったのは「無意味な」動物実験は決して許してはならいということ。
この本を読んで、考えるきっかけにしてみてください。
- 野上 ふさ子
- 新・動物実験を考える―生命倫理とエコロジーをつないで
介助犬シンシア
- 介助犬シンシアは飼主の木村さんのパートナーです。
- 「ちょっとしたこと」、落ちたフロッピーを拾う、電話を持ってくる、それが大きな支えになっていることが、
- 長年に渡ってシンシアと木村さんの二人五脚を見守ってきた朝日新聞の記者によって描写されています。
お友達の聴導犬サミーも、飼主ゆんみの心の支えであり、パートナーであり、大事な娘です。
仕事をする犬は、単に、ハード面からだけではなく、ソフト面(こころの面)からも、サポートをするのです。
頑張っている犬を見て、そこに人のつながりができたりします。
犬って、すごいですね。
- 木村 佳友, 毎日新聞阪神支局取材班
- 介助犬シンシア
デジタル「写真の学校」
今日は、犬の本ではないのですが、写真の本を1冊、ご紹介。
シャーリの写真を、友達の犬の写真を、道端の犬の写真を、撮りたいと思い、
気に入るデジカメを探して、買って、使って、また探して。
そうして、今は3台のデジカメを使い分けています。
でも・・・わたしのデジカメ歴って、そう長くない。
見よう見まねで使っているけれど、実は、知らないことばかり。
そんなあるとき、本屋で見つけたこの本、へぇぇぇと思うことが分かりやすく書かれていて、
目からウロコな本でした。写真好きな方に、ちょっと、お勧めです。
- キット タケナガ, 写真の学校 東京写真学園
- デジタル「写真の学校」
名犬チロリ セラピードッグが「奇跡」を起こす
セラピードッグという言葉を聞いたことがある方が増えていると思います。
チロリは、子犬と一緒に捨てられた母犬で、動物保護センターで「最後の部屋」にいるときに助けられ、
その後、訓練の末、セラピードッグとして活躍します。
- 大木 トオル
- 名犬チロリ
本文に出てくる、チロリに出会った3年生の子の感想がこころに残りました。
「人間からぎゃくたいをうけた犬がなぜ人間にやさしくできるのかふしぎに感じました。
もし、私だったら、もう人間なんて信用できないと思います。」
Erziehungsprobleme beim Hund (犬のしつけ問題)
ドイツでであったこの1冊がきっかけで、Hundeschule Aschaffenburg(アシャッフェンブルク犬学校)
で研修を受けさせてもらうことになりました。
この本は、「Erziehungsprogramm fuer Hunde」(犬のしつけプログラム)の続編にあたり、犬の飼主さん
が陥りやすい問題を特に取り上げてその解決方法を提案するものです。一通りの解決方法を提案しながら
実際には個別の対応が必要という姿勢がはっきりしていて気持ちよく読むことができます。これらの方法は
実際にアシャッフェンブルク犬学校で実施されているトレーニングで、経験と実績に基づいています。
Erziehungsprobbleme bei Hunden. Verhaltensprobleme verstehen und loesen.
- Petra Fuehrmann, Iris Franzke
アッシュと歩いたヨーロッパ
1999年に2ヶ月かけてヨーロッパを旅した坂本夫妻とシュナウザーのアッシュくんのお話です。
- 坂本 徹也
- アッシュと歩いたヨーロッパ
今月19日からシャーリとドイツに行くことを知っているCan!Do!のインストラクターのIさんが
こんな本知ってる?と教えてくれて、早速飛びつきました。
シャーリの大先輩にあたるアッシュくん。
検疫制度が変わる前にもヨーロッパに犬と出かけた人がいると知って、ちょっと勇気が出ました。
そして、本の中の楽しそうな滞在記の数々を読んで、シャーリとの旅が楽しみになってきました!
アンナ GO !
いつだったか、女の子と黒ラブのペアが、エクストリームという競技に参加しているのをテレビで見ました。
詳しい説明を聞かないまでも、その映像だけで、ふたりが強い関係で結ばれていることが分かりました。
女の子が知夏ちゃんという名前で、黒ラブがアンナという名前だということは番組の中で知り、
以後気になっていたけど本が出ていることを知って早速購入。
- 安田 昌弘, 安田 あけみ
- アンナGO!―少女と愛犬の奇跡
本を開いたらそのまま一気に読んでしまいました。犬に励まされ、犬を励まし、犬と一緒に前へ前へ。
犬って本当に人と呼吸をあわせて一緒に色んなことにチャレンジしてくれるんですね。
知夏ちゃんとアンナのペアはすごく素敵だと思いました。これからも頑張れ!と応援したくなりました。
ペットとおでかけ-首都圏から/関西・東海・中国四国
最近は、犬連れOKなカフェや公園が少しずつ増えてきましたね。
でも行った先で犬同伴可なスポットが見つからないとお茶もできない!ということで、
シャーリ家ではおでかけ本は必須本でした。あとは本に載ってないインターネット情報も貴重!
- 著者: NoData
- タイトル: るるぶペットとおでかけ―首都圏から (’05)
- 著者: NoData
- タイトル: るるぶペットとおでかけ―関西・中国四国・東海 (’04-’05)
一緒に出かけるときは、車の中での安全のためにクレートに入れてあげたいですね。
まずは、クレートに慣らせて、車に慣らせて、食事中おとなしくできるように練習して、
それからカフェデビュー。
シャーリのカフェデビューは、成城にあるSalon de Ninasというカフェでした。
人がいなかったテラス席に座って、しばらくここで座ってるからシャーリもおとなしくねー、と
練習したのがついこの間のようです(実は2年以上前)・・・。
ペットを癒す花療法
犬だってストレス多き現代社会。イギリスのバッチ博士によって完成された38種のバッチフラワーレメディは心のバランスを取り戻す手伝いをしてくれます。人のみならず、犬にも、他の動物にも、安心して使うことができます。
シャーリは引越のストレスから一時「別犬」のようになっていましたが、レメディを使って、いつもの落ち着きを取り戻してきました。先入観、思い込みと縁のない犬にすごく早く効果がみえたことがなによりの説得力になりました。
この本では、それぞれのレメディの説明や、ケーススタディを交えて分かりやすく説明されていますので、初めてバッチフラワーレメディに触れ、ペットに使ってあげたいと思う人にもとても参考になると思います。
- 著者: ステファン ボール, ジュディ ハワード, Stefan Ball, Judy Howard, 島田 京美
- タイトル: ペットを癒す花療法―バッチ博士のフラワーレメディ
わたしは心を伝える犬-ゆんみの聴導犬サミー
今日のお勧め本は、シャーリの友達のサミーについての本です。
今年4月に出版されたばかりの、できたてほやほや本です。
サミーはただのお友達ではなく、聴導犬。
それも、アメリカ生まれ、アメリカ育ち、日本で聴導犬の認定を受け、現在は東京在住。
とってもお茶目なグローネンダールなんです。
グローネンダールを知りませんか?聴導犬のことよく分からない?
そんな方に、もれなくお勧めします。
ゆんみから引き継いだサミー節で書かれたこの本、
読み終わったときには心にパワーをもらえること、シャーリのお墨付きです♪
ゆんみとサミーのことをもっと知りたい方には⇒http://yummypon.hp.infoseek.co.jp/